先日、ついに劇団四季のノートルダムの鐘を観に行ってきました。
もう、すっごく良かった。既にもう一度行きたくなってる自分がいます。
今回は、何がそんなに良かったのかざっくりとですがまとめてみようと思います。一部、ネタバレありです。

カジモド役の飯田達郎さんが素敵すぎる
今回、初めて飯田達郎さんと言う方を知ったぐらいな私です。予備知識なんて、もちろん何もない…。
この飯田さん、兄弟で劇団四季におられるそうでかなり有名な方だと後で調べてわかりました。ほんと、まだまだ知らない事ばかりです。
で、何がそんなに素敵なのかと言うと笑顔がとても素敵なんです。
カジモドは、普段はおびえてるような表情が多いんですがふと見せるくったくのない素直で純粋な笑顔がとてもかわいい。
笑顔がこんなにかわいいと思ったのは初めてかもしれないです。それぐらい素敵でした。
笑顔以外にも、歌声もとてもうまくて低音から高音まで聞いていてとても心地良かったです。
カジモド役は、他にも海宝直人さんと田中彰孝さんが演じているのでこのお2人のカジモドも早く見てみたい。
ディズニーのアニメ映画版とラストが違う?!
元々はディズニー映画な「ノートルダムの鐘」。見たのが昔すぎて、ストーリーはいつもの様にうる覚えでした。
でも、明らかにラストは違っていた。うる覚えな自分でも、ハッキリとわかるぐらいに違っていた。
たしか、アニメ映画版はラストはハッピーエンドで終わったと思うのですが劇団四季版のラストではフロローとエスメラルダが死んでしまいます。「えっ?死んじゃうの??」と思うぐらいにあっけなく。
しかも、フロローはカジモドが大聖堂から落としてしまう。なんか自分の中でカジモドは、素直で純粋でバカが付くぐらいに正直と言うイメージだったのに殺してしまうと言う事実が少し受け入れるのが難しかった。
たぶん、その純粋さ素直さがあだとなって?フロローを殺したくなるほどの思いが生まれたのかもしれないけども。でも、殺しちゃうの?と言う疑問は少し残る。うーん。
ここは数回見ないと自分の中での答えは出ないような気がする。もしくは、何度見ても答えは出ないかもしれない…。
ラストの場面の事もそうですが、ずっと何かを考えさせられる事が多い物語だと思います。なので、子供向けと言うよりは大人向けな感じがすごくします。
それでも、もう一度見たい!
ノートルダムの鐘は単純に「楽しかった~」とは言えない物語な気がします。
もちろん、楽しかったし感動もしました。しかし、その先にもう一歩考えさせられる何かがあります。
それは、カジモドの容姿もそうかもしれませんし、人間が複数になると自分たちとは違う人を排除しようとしたり又は隠そうとしたり。
でも、それでも手を差し伸べてくれる人はいるし誰かは自分の事大事に思ってくれて心配までしてくれる人はいるよと言うメッセージにも聞こえるし。
もう、考えだすとまだまだあるんです。でも、この辺にしておきます。物語の一部一部が自分達の実生活にも何かしら当てはまる事はあるように思います。
だからこそ、感動もするし考えもするし何とも言えない気持ちにもなるのかもしれません。
ただ楽しいだけの物語ではない「ノートルダムの鐘」。既にもう一度見たいと言う思いが日に日に膨らむ。8月も見に行きたいなぁ…。
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